リゾッ湖倶楽部 第2弾 '04.11月号おもてなしの宿 洞爺湖畔亭

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湖畔の紅葉
こちらは、以前に一度ご紹介した『洞爺財田自然体験ハウス』裏の散策路。
洞爺湖周辺の紅葉を求めて歩いてみたのだが、今年の湖畔は相次ぐ台風による潮風の被害を受けてしまい、残念ながら昨年ほどの美しさは見られない。
しかし、一部の木々が色付いていたり、松ぼっくりや栗、ななかまどの実などを見つけることができた。
貴重な秋の景色を見て「キレイだよね〜」と、ゆきちゃんは終始感動していた。



浮見堂公園
更に、湖畔沿いの道を散策して浮見堂公園までやってきた二人。
場所は洞爺村役場から湖岸沿いの道路を虻田町に向かって少し走ると左手にある。
詳しくは、右のMapFanでご確認下さい。
「あ!おっきいハクチョウがいる!」と、りえちゃんが早速発見!
駆け寄ると、そこにいたのは2羽のオオコブハクチョウで、よく見ると羽の色が少し茶色い。
そうです!実はこのオオコブハクチョウ、以前取材で訪れた際に見かけたトーちゃん(勝手に命名)とヤコちゃん(勝手に命名)の子供で、巣立ったばかりのオオコブハクチョウなのです!
体長は親と同じくらいあるのだが、羽がまだ少し茶色いのが子供である証拠だ。
「かわいいね〜!」と、二人はしばらくの間オオコブハクチョウの子供とたわむれていた。
オオコブハクチョウの子供に別れを告げ、岩で作られた歩道を歩いて奥へ進むと『浮見堂』がある。
ここは、大正の始めに北国を旅していた僧が、聖徳太子像を背にして洞爺村を訪れ、市街の松橋亭に逗留(とうりゅう)した後、「この太子像を大切に祀れば、産業は栄え豊かな村になるであろう」と言い残し太子像を託して村を去り、主人はその像を祀る事にしたのが始まり。
二重塔『浮見堂』が建てられたのは昭和12年の事で、それから毎年7月下旬には『聖徳太子祭』が催されている。
平成15年10月、落雷の直撃を受け太子像もろとも焼失してしまったが、太子像が住民の身代りになったものと住民達が立ち上がり、平成16年7月に復元再建されたのが、現在の『浮見堂』である。
二人は、聖徳太子像に手を合わせてこの旅の無事を祈り、浮見堂を後にした。

さて、次に二人は4年前に噴火した西山火口を見に行きます。
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